3Dプリントパーツで手軽にカスタム
こちらのページではあすぱら模型の3Dプリントパーツの扱い方を、レジンキットなど触ったことない方でもわかりやすく説明致します
レジンキットと聞くとなんだかとても難しい物のように聞こえますが
パーツが少なく単純なのものが多いので難しくないと思います
あまり気負わずやってみましょう~
バーニアを例に塗装してみます

画像は旧火花 I ノーマル8㎜です。
CGイメージなどをご覧頂き、形状を把握してください

※部品が小さいアイテムがございますので誤って飲み込まないようお気を付けください。
ニッパーなどの工具を使い固定台(ラフト)とサポート材(ゲート)から切り離します
3Dプリンター用レジンは様々な種類がありますので、
硬さや柔軟性がどの程度あるか台座部分をニッパーで切ったり、曲げたりして強度の確認をしておきましょう。あすぱら模型では柔軟性はあまりなく、硬度が高めかもしれません。

3Dプリントパーツは洗浄できますが水やお湯、洗浄剤、IPAに長時間漬けておくと、変形や膨張の恐れがございます。※個人的な実験において24時間では全く問題はありませんでした

ゲート痕が残っているので、できるだけ表面処理をします

400番から600番くらいの板ヤスリで処理しました
塗装する際にも便利ですが、接着固定をより強固なものにするため
必要であれば真鍮線などを差し込んでください
乾燥において食器乾燥機の使用はこちらから推奨はできませんが、
実際のところ特に問題はありませんでした

塗装しやすいように固定しました
番外編として「こんな小さなパーツ塗装できません!すぐに無くなってしまいます!」
という方向けに

いざとなったら画像のようにラフトと底面ゲートを残して塗装してしまいましょう
ゲートがある状態のほうが表面処理もしやすいと思います
塗料はプラスチックモデル用塗料が使用できます
積層痕をある程度埋めるためにサーフェイサーを吹き、光沢ブラック→メタリックで仕上げてみました。
※2024年の現時点では積層痕はほとんど気にならない程度になっているかと思います。メタリック仕上げや光沢仕上げの場合を除いて基本的にサフは軽く吹くか、サフ無しもお勧めします。
ヤスリを当てて積層痕を消すことも大事ですが、あまり頑張りすぎると繊細なディテールまで消えてしまったり歪んだりしてしまうこともあると思います
不安でしたら表面処理はせずに仕上げることも一つの方法です。

パーツの接着には位置調整が可能なクリアボンド系、しっかりと固定したい場合には「高強度」もしくは「耐衝撃」と書かれた瞬間接着剤をお勧めいたします。


ノズル部分に墨入れをして完成としています。
火花II以降の場合、差し込み軸が出ているタイプになりますが強度があるものではございませんのでバーニアの底面と本体とが密接する形でしっかりと固定してください。
うまくいきましたでしょうか。
思ったよりも難しくないな?と思って頂けたら幸いです。
最後までご覧頂きありがとうございました。